傷心の龍飛崎(起)~エピローグ・プロローグ

ほんの小さな出来事に

愛は傷ついて

僕は 部屋をとびだした

真冬の空の下に



チューリップの名曲『サボテンの花』の『僕』バージョンです。

真冬…2011年1月10日・成人の日のことでした。





エピローグ

17:13

北海道に戻ってきました。

木古内駅です。

とにかく腹がペコペコです。

お昼に非常用のカロリーメイト2本しか食べていませんから…。

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駅前にある食堂に駆け込みました。

やきそばのおいしい店です。

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大盛り1,000円を注文しました。

2~3年ぶりに食べます。

相変わらず、美味です。

私が、小上がりの畳の上で食べていると、すぐ近くのテーブルのいすに店主が腰かけました。

他にお客はいません。

「お客さん、どっから来たの?」

「ああ、地元みたいなものですよ、タコイカです」

「タコイカかい!」

「ちょっと、龍飛まで行ってきました」

「ああそうかい…じゃあ、今日の道新(北海道新聞)見た?」

「…いいえ、新聞見てません」

「じゃあ、見てごらん!一面」

そう言って、店主は私に、新聞を持ってきました。

画像


なんと!

北海道新聞の一面に店主の写真が載っていました。

垣内キミさん、82歳。

『北海道ひと紀行①新幹線』の記事でした。

1958年に開店していますので、50年を越えています。

最初の夫に、先立たれ、その後再婚した2番目の夫にも先立たれたそうです。

店自体も、5年後の新幹線開業に向けた駅前再開発のために取り壊すことになるそうです。

一度は店じまいを考えたのですが、東京に住んでいる長女夫婦が手伝ってくれることが決まり、新築して店を続けるとのことです。

プチ家出の最後に、いい話を聞きました。

さあ、帰ろう…。





プロローグ

龍飛行きを思いついたのは、夜中の1:00ころのことです。

列車の時間から逆算して、6:30までに目が覚めたら決行することにしました。

目覚まし時計はセットしません。

目が覚めました…。

6:20…。

すぐに支度に取りかかります。

7:10…。

まだ寝ていた編集長(妻)に…。

「龍飛行ってくるから!」

と告げました。

さすがにびっくりして飛び起きましたが、玄関には見送りに出てきません。

冷戦中ですから…。

すぐに愛車・シエンタちゃんで、木古内駅目指してスタートです。

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北海道最南端の地・白神岬です。

この対岸…天気の良い日には龍飛崎がくっきりと見えます。



青函トンネルを潜って、遠回りして行ってきます。

こんなに近くにあるのに、初めての龍飛です…。




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この記事へのコメント

2011年01月11日 08:49
物語の始まりは ほんの小さな出来事だったんですね、かわいさんは傷つきやすいお年頃だったんですね。
2011年01月11日 12:41
こんにちは
無事に帰って来られましたね^^
良かった良かった。
叫んでみましたか・・しませんよね^^;
美味しい焼きソバ食って
その老舗?も継続営業が決まって
あとは・・時間だなぁ^^
2011年01月11日 12:43
お店電話番号局番の2(一桁)に久しくビックリ!
オマケに店名にもビックリ!
ふんでもって元気なおばあちゃんにビックリ!
マニアックK
2011年01月11日 18:29
以前 書きましたけど、日本国内の主な場所はだいたい行ったことがあります。
竜飛岬も行きましたよ。大学1年の夏、東北均一周遊券を目いっぱい使っての1人旅。
竜飛岬は、青森から国鉄で終点まで、そのあとは路線バスでしたね。 岬についたとき、はるばる果てまで来たものだなぁ と感慨ひとしおでした。旅は時間をかけて行くほど 味わいがありますね。距離感がとても大事な要素ですね。

津軽海峡をはさんで望む その時は未体験の土地 北海道へ
むかい「今度はそこに行くから、待っとれよ~」と誓ったのを覚えています。
「待っとれよ~」って 何に対して言っていたのか 意味解りませんけどね(笑) 

それから3年後の秋に 北海道行きが実現できました。
当然、飛行機など使いません。トンネルもまだ無い頃です。また均一周遊券目いっぱいの一人旅でした。上野から函館までは、遠かったぜよ~(笑)。

追伸 夫婦は なかよく しましょうね!!
2011年01月11日 20:04
で、この長い冬に何を見つけて生きるの??
何を信じて生きていくの??

サボテンの花、やっぱり元祖バージョンが
素朴でよいなぁ。
2011年01月11日 21:53
かわいさん、こんばんは♪

見ました見ました、「急行」って食堂の記事。
木古内駅の食堂に寄ったと昨日のコメ返しに書いてあったので、ひょっとして・・・と思っていたのですが。
一度食べてみたいですぅ~!!

・・・で、編集長さんと仲直りはしたんですか?
2011年01月11日 23:05
こんばんわ、かわいさん。。

82歳のおかみさんにはビックリですね。
お若いし、お元気そうですね。
おかみさんの生きがいなんでしょうね、そのお店。。
いつまでも、この美味しそうな焼きそばを作っていって欲しいですね!
ところで、編集長との冷戦は解消しましたか??
いつまでも、仲良くしていってくださいね!!
2011年01月11日 23:09
丸みさん。
そうそう、かわいは、とても傷つきやすい…オヤジなのです。
トホホ…。

ただチャンさん。
叫びましたよ~!
それは旅行記のいちばん最後ですね。
あとは、時間…。
そうそう!
でも、当お元気ですよ。
2011年01月11日 23:11

えっ?
なぜ、当が出たのか?
気にしないでくださいね。
2011年01月11日 23:22
監督さん。
市内局番が一ケタなんて、なかなかお目にかかれないですよね。
一応、タコイカ町は二ケタですよ!
おばあちゃん…数年前よりも丈夫になったような気がしましたよ。

マニアックKさん。
お~!
やはり行かれたことがありましたか!
おっしゃるとおり、岬めぐりのバスが出ています。
おそらくマニアックさんの訪問された40年前?に比べるとだいぶ整備されたと思います。
当時は青函トンネル工事の最盛期だったでしょうから、町にも相当活気があったと思います。
上野から函館…当然連絡船ですね。
夜行の急行だったのでしょうね。
2011年01月11日 23:31
ひばり組らん太郎さん。
いったいオレッちは、何を信じれば…。
いえいえ、そんな深刻なものじゃないですよ~。
元祖バージョン…そりゃそうだあ~。

ぶたまりさん。
いや~!
道新読まれましたか~!
この店主…過去にもいろんな新聞とか雑誌とかに紹介されていますよ。
でも、昨日はまさに偶然でした。
ソースじゃなくて、少しつゆやきそばって感じで、独特の旨みがあります。
タッパーに詰めたやきそば弁当も好評のようですよ。

旅の途中の15:03に…。
「今どこ、大丈夫」というメールが届きました。
勝ったあ~!
いや、勝った負けたじゃないけど…。
2011年01月11日 23:36
さすらいの阿呆鳥さん。
お元気ですねえ~。
壁にラーメンとかの「おしながき」もあるのですが、実際はやきそばしか作ってないのです。
夫婦の仲は、自然解凍でしょうか?
マニアックK
2011年01月12日 11:06
北海道の旅は、青森から青函連絡船に乗ったのが深夜で、函館着が10月2日の早朝5時ごろだったかな? 想像以上の死ぬかと思うほどの寒さ!でした。宿泊は主にユースホステルに予約無しの飛び込み、事前予定もハッキリとはない、周遊券の期限目いっぱいの気ままな1人旅でした。こんな1人旅をまたしてみたいけど、カミサンが絶対にゆるしてくれないだろうなぁ・・・。旅は1人が最高なんですけどね・・・。
2011年01月13日 07:00
マニアックKさん。
お~!
青函連絡船の最終便が、午前1時少し前の出港でしたので、これを利用されたのですね。
ユースの予約なし…まさにそのとおりです。
摩周湖ユースでの2夜、食堂ザコ寝を思い出します。
今回の龍飛で出会った秋田の男性も若い頃ユースの飛び込みで旅をしたそうです。
一人旅…おっしゃるとおりですね。
自分の思うままに、どんどん予定を変更していく…そんなおんびり旅、またしたいなあ~。